Hsiang's Private Room

プラザスタイル株式会社（東京都・港区）は、台湾の小売流通大手の統一超商株式会社との提携による台湾出店を2006年5月発表いたしました。当初『MINIPLA』ブランドでの事業展開を考えておりましたが、この度、当社のマスターブランドである『PLAZA』での展開についてもライセンスをすることに合意を致しました。当社として、海外での事業展開はもとより、マスターブランドでの提携店の出店も初めての試みとなります。

当社はマスターブランドの名称を『Sony Plaza』から『PLAZA』へと、この3月15日に改め、スタートをきったばかりですが、現在国内に68店舗をかまえ、店舗のアイデンティティである輸入生活雑貨店としての認知度は、台湾にてもますます拡大が望まれております。今回、統一超商(株)が、当社との提携による小売店舗の出店を検討する中、出店有力候補地は、立地・店舗サイズともに『PLAZA』としての展開に不足はないとの判断が両者間での合意を得て、改めてのライセンス契約締結へと至りました。

事業展開としては、統一超商(株)が今回の提携ビジネスのために設立した子会社、統一時尚(株)と当社がラインセンス契約を締結し、『PLAZA』及び『MINIPLA』のライセンス供与ならびに商品の供給を行うというものです。当社が日本国内で提供しているのと同様なマーチャンダイジングの展開と売り場作りをめざしており、販売・店装・販促などに関わるノウハウの供与を実施していきます。

当社は、新『PLAZA』と既存『MINIPLA』という2つのブランドにて、当社の強みである“輸入生活雑貨のバラエティ”を扱う業態を日本全国で展開することとして、現在出店企画を進めており、今後は台湾においても、立地・規模などの条件に応じて、両ブランドでの展開も視野に入れて進めていく予定です。

1号店となる店舗は、台北有数のショッピングエリアであります忠孝復興地区に位置するショッピングセンター内で、売り場面積は、約111坪（約366m²）、オープン時点では約8,000アイテム弱を揃え、07年4月末にオープンの予定。また、同時に進行しております2号店は、信義地区（世界NO．1の高さを誇る“台北101”を中心に開発が進んでいる注目の新興エリア）にある商業施設で、6月末の出店がほぼ決定しています。いずれも、立地・規模ともに台湾の一等地での大型店舗であり『PLAZA』の供与を決定致しました。当面の目標は、年間3店舗ほどのペースで出店し、2010年までには10店舗、年商25億円をめざしております。